ホーム » ニュージーランド留学記 » 英語力ゼロでもワーホリはできる?語学学校でぼっちになったらどうする?そもそもワーホリはすべき?
a

英語力ゼロでもワーホリはできる?語学学校でぼっちになったらどうする?そもそもワーホリはすべき?

英語力ゼロのワーホリ ニュージーランド留学記

三十路間近かつ英語力は中学生並み!資格は中3の時に取得した英検3級のみ!はうあーゆー?あいむふぁいんせんきゅー!えんどゆー?レベルの筆者が、ニュージーランドで半年間ワーホリをしております!本記事を執筆している時点では滞在5か月目に突入しようかというところ、もうすぐ帰国しないと!と悲しんでいるところです。

5か月をほぼ英語環境で(語学学校などで日本人の知り合いも作りつつではありましたが)過ごしてみて感じたのが、「とりあえず英語力が不十分でもなんとかなる」ということです。ニュージーランドでワーホリを始めた当初、ホームステイをしていましたが、英語は全く話せず、ホストファミリーがなんと言っているか全くわかりませんでしたし、もちろん会話は全く成立していませんでした。

そして語学学校でも、他国の英語のアクセントが理解が難しく友達もほとんどできませんでした。さらにはあまりのコミュ障ゆえに、日本人とすらうまくなじめずにいました……。そんな私でもなんとか生きていくことができたので、どんな人でもチャレンジ精神さえあれば何とかなるということがわかりました。

ワーホリ、あるいは留学をしたいけど、英語力が皆無だから……人見知り、コミュ障だから乗り切れるか不安……などで、夢をあきらめているという方もいらっしゃるでしょう。そんな方のために、今回は私の体験談をご紹介します。

ワーホリを決意したきっかけは会社の先輩からの言葉

私の場合、高校を卒業してから10年以上、全く英語を勉強していませんでした。たまに「Hello Talk」という、いわゆる言語交換アプリで外国人の友達を作って英語の勉強をしよう!と思っていた時期もありましたが、結局英作文がめんどくさくてやめてしまったり、友達ができたかな?と思ったら急にその「友達」と連絡がつかなくなったりと、長続きしませんでした。そもそも英語を勉強したところで特に英語を使って仕事をしようとかそういったこともなかったので、英語を勉強する意味がたいしてなかったことも大きかったです。

そんな私がニュージーランドへワーホリをしようと思った理由が、ニュージーランド渡航直前に勤めていた会社のかなり年上の先輩から「夢をあきらめ続けていると、そのうち”僻みオバサン”になるよ」と言われたことがきっかけでした。実際、若くして海外渡航などの夢を叶えている人を見ると「悔しい!」「なんで私は夢を叶えられなかったんだろう」「〇〇さえなければ夢を叶えられたかもしれないのに」と、嫉妬をしたり何かを恨んでいる自分に気が付きました。

年齢的にはギリギリかもしれないけど、今から行動すれば夢を叶えることができる!ある程度キャリアにはブランクが空くし、帰国後に再就職したら年収も落ちるかもしれない。しかもワーホリ期間中はバイトをするとはいえ、最悪の場合はほぼ無収入。リスクが大きすぎる。けれども、このまま夢をあきらめて本物の「僻みオバサン」になったら?ずっと死ぬまで一生後悔を抱えながら生きていく?人生にはどんなことでもリスクはつきもの。リスクを取らなきゃ人生じゃない!今夢を叶えなきゃ!と思い、ワーホリビザ申請期限ギリギリの年齢ですが、ワーホリをすることを決意しました。

本当に、先輩からの言葉は私の頬を思いっきりビンタするような強さ、衝撃がありました。あの先輩がいなければ私はこの夢を叶えることはなかったと思います。

ワーホリをする勇気が出ない

英語力ゼロでもワーホリはできる!

英語力が全くなくても、ワーホリはできます!もし語学力に自信がなければ、1か月程度の短期でもいいので、語学学校に通うようにすればある程度の英語力は身に付きます。また、日本で英語を学習するのとは異なり、「英語ができないと生きていけない」という危機感から、想像以上に必死になって勉強に取り組むことができます。「英語を話しても、へたくそすぎて伝わらないだろう……」と思っても、とにかく何かを発言しないと自分の意思を伝えることができません。そのため、「とにかく何でもいいから話してみよう」と度胸がつきます!たとえ下手な英語でも、相手はネイティブ。何とかして理解してくれようとはするので、まずは行動あるのみです!

また、仕事を見つけるという場合でも、英語力のあまり必要のないファーム関連の仕事や、ホテル等のクリーニングの仕事であれば働くこともできます。それでも不安な場合は、日本人が経営しているレストランなどももちろんあるので、そのようなところでアルバイトをすれば完全日本語環境で働くこともできます。

英語ができない?翻訳機をフル活用!

レストランに行って何かを注文したいけど、メニュー表に何が書いてあるのかそもそも読めない、食べたいメニューは決まったけど、どんな風に注文すればいいかわからない、店員さんが何を言っているか聞き取れない、といった不便なことが多くあるでしょう。そのような場合は、スマホの翻訳機能をうまく活用しましょう!

例えば、メニュー表に何が書いてあるかわからない場合は「グーグルレンズ」を使いましょう。アプリを起動し、メニュー表にかざすとほぼすべての英語が日本語に翻訳されます!また、ほかにも英語で伝えたいこと、あるいは店員さんの話していることを知りたい場合はグーグルの翻訳機で「音声入力」を選択すれば、なんでも翻訳してくれます。

翻訳機を使うことを恥ずかしがらずに、便利なものはガンガン使いましょう!

語学学校でぼっち?外の世界を楽しもう!

語学学校に通ったけど、海外の友達はおろか、日本人とすら仲良くなれなかったらどうしよう、と悩む方も多いのではないでしょうか。実際、私も語学学校では「なんとなく仲のいい人」はできましたが、しょっちゅう一緒に遊びに行ったりするような友達はできませんでした。もともと人見知り傾向が強いので、友達を作りたいなと思いつつ、自分から声をかけることはありませんでした……。

孤独でさみしいと思うかもしれません。ですが、友達は「語学学校でだけ」で作るものではないと思います。特にニュージーランド人はフレンドリーな人が多いです。街を歩いていると、1週間に1回くらいは街中の知らない人から声をかけられます。特に誰かと歩いているときより、一人で歩いているときのほうが声をかけられやすいです。そのため、「語学学校の中での交流」だけではなく、「ローカルな人たちとの交流」も楽しんでみてはいかがでしょうか。

そのためには語学力が必要だ!と思われるかもしれませんが、この「地域の人とかかわる」ことがモチベーションの一つとなって、よい「勉強を頑張ろう」と思えるのではないかと思います。

英語ができなくてもワーホリはすべきか

英語ができなくても仕事は見つかる!

英語力がないと、カフェのウエイターなどの仕事は厳しいかもしれませんが、キッチンや、工場での単純作業、フルーツピッキング、ホテルの清掃員などの仕事であれば雇ってもらえる可能性が高いです!ただ、もしニュージーランドでバリスタなど、カフェでお客さんとかかわる仕事がしたいという場合はかなりの英語力に加え、ある程度の接客経験がないと雇ってもらえない可能性が高いです。

ただし、「どの土地で仕事を探すか?」ということもかなり重要になってきます。オークランド・クライストチャーチといった大都市であればすぐに仕事を見つけることはできますが、それ以外の小さな町の場合はほとんどといっていいほど仕事がありません。あったとしても高い英語力を求められる職場が多いため、英語力に自信のない場合は大都市に行くことをお勧めします。

ただし、小さな都市の場合はファーム系の仕事が充実している可能性が高いです。冬の場合はほとんど仕事はありませんが、春~秋にかけては様々なファーム系の仕事があるため、「冬はホテルの清掃など街中でできる仕事、暖かくなってきたら郊外でファームの仕事」とするといいでしょう。

ワーホリの夢をあきらめない!自分を信じるのが一番大事

ある程度年齢を重ねると、キャリアやライフステージの変化など、「ワーホリをしない、できない」という理由が増えていきます。ワーホリで半年や数年程度、ブランクが空くことに大きな不安を抱く方も多いでしょう。しかし、もしそこで夢をあきらめてしまった場合その後悔は一生付きまといます。

キャリア自体にブランク期間はできますが、それでも「困難だと思われることに果敢に挑戦した」という「経験」は得ることができます。スキルを得ることはあまりできないかもしれませんが、その代わり「言葉が通じない国で積極的に行動した、何とか生活していけた」という、チャレンジ精神は得ることができるのではないでしょうか?

言葉の通じない国で一定期間暮らすことができたのであれば、言葉の通じる国であれば何があろうとうまく生活することができるのではないでしょうか?まずは勇気をもって、一歩踏み出してみませんか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました