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ニュージーランドのネルソンで暮らす!Beeカードを作るには?なくしたらどうする?

ニュージーランド留学記

※本記事はPRを含みます

ニュージーランドにワーホリや長期の留学で渡航した際、車を購入する方も多いでしょう。ですが、慣れない土地で車を運転するのが怖い、あるいはペーパードライバーだからそもそも運転が怖い、という方は、公共交通機関を使うことになると思います。

私は今、ニュージーランド南島の北端、「ネルソン」という街に滞在しています。ニュージーランドでは、日本と異なり公共交通機関がほぼ発達していません。車がないと生活していけないエリアが多いのですが、ネルソンはまだギリギリ、何とか……車がなくても生活していけます。理由は、市バスが比較的発達しているため。2023年8月ごろから、バスが走るエリアが拡張。今まで車がないと行くことができなかった小さな村や町にも行けるようになりましたし、空港にも市バスが発着するようになりました!(逆に言えばそれまで空港発着のバスがなく、最寄りのバス停までは徒歩20分以上かかるなんていうありさまでした。初見殺しにも程がある…。)

ネルソンを走るバスは、現金あるいは「Beeカード」という、日本で言うスイカやイコカのようなICカード払いの2つの方法で支払いをすることができます。現金払いの場合、ネルソン市内だけの場合は$4程、ネルソンから1時間程のところに行く場合は$9かかりますが、「Beeカード」を利用した場合は半額程になります。発行手数料が$5かかるのですが、長期滞在をして何度もバスに乗るようであれば、カードを作った方が圧倒的に節約になります。

この「Beeカード」は、ネルソンだけではなくほかの都市の市バスでもBeeカードを使うことができます。オークランドやウェリントン、クライストチャーチといった大きな都市では使うことができないのですが、それ以外の小さな都市であれば、市バスのほか、フェリーでも使うことができるそうです!そのため、ニュージーランドに長期滞在する場合はBeeカードを作成しておくことを強くお勧めします。

今回は、そんな便利な「Beeカード」の作り方をご紹介します。

※Beeカードが使える都市やサービス等の詳細は以下からご確認ください。
https://ebus.nz/using-ebus/bee-card/

ネルソンからバスで1時間離れた町、「モトゥエカ」にて撮影。Beeカードがあればネルソン中心地から$6程度で行ける

Beeカードの事務所に行こう

ネルソンの場合、街を歩いていると「Beeカードはここで作れますよ」という看板が置いてあります。ネルソンの中心地に大きな時計台があるのですが、それが日本でいうところの区役所のような役割があります。そこでカードを作ることができるのですが、そのほかにも図書館でもBeeカードが作れるようです。

ネルソン中心街にある時計台。日本でいう区役所のような場所。

ロトルアやクイーンズタウンなど、ほかの都市ではどこで発行できるのか、詳しくはわからないですが、おそらくネルソンと同様、市庁舎や図書館といった公共施設で作成できるのではと思います。

街中を歩くと見かける看板。これがあるところではBeeカードの発行が可能

カードは即日発行、発行手数料として程度かかる

特に難しいやり取り等は一切なく、ただ窓口で「Beeカードを発行したい」という旨を伝えれば、あとは係の人が発行してくれます。このとき、もし高校や大学、語学学校、その他専門学校など学校に通っているのであれば、学割が利くため必ず申告しましょう。この際、証明として学生証の提示を求められるので、すぐに提示できるよう手元に準備しておきましょう。

この手続をするために事前にアポイント等を取る必要はなく、またカードについてもその場で即時発行されます。そのため、作成後すぐにお得な価格でバスに乗ることができます!

チャージ(トップアップ)が足りなくなったら、事務局やバス停、オンラインサイトで追加可能

Beeカード購入時にチャージ(トップアップという)ができますが、なくなってしまった場合は、Beeカードを発行している事務局かバスの運転手さんにチャージしたい旨を伝えれば現金でチャージをすることができます。あるいは、Beeカードにはクレジットカードのように固有ナンバーがあるため、それを公式サイトから登録することで、オンラインでチャージすることもできます。カード番号を登録すると、紛失・盗難したときにカードの使用制限をしたり、再発行をしたりすることもできるため、カードを発行したらすぐに登録しましょう。以下のページからすぐに登録ができ、名前やカード番号、住所(特に後から郵送で何かが届くといったことはないため、ホームステイ先やフラット(シェアハウス)の住所で問題ないです。)等を入力すればOKです。

Beecard - Create Account

使い方はバスに乗るときと降りるときにタッチをすればOK

使い方はとても簡単です。まずバスは日本と同様前後にドアがあるため、前から乗ります。その際、日本のバスにもあるようなカード読み取りの機械があるため、そこにカードをタッチ。降りるときは後ろから降りますが、そこにも読み取りの機械があるためそこにタッチ。本当に簡単です。注意したいのが、カードをタッチし忘れると、現金と同金額($4~$10くらい、距離によって変わります。)が引き落とされてしまいます。忘れずに必ずタッチしましょう。

こんな感じの読み取り機がドア横にあるため、忘れずにタッチしよう。

Beeカードをなくしても再発行可能

先ほど、「Beeカードを登録すると再発行が可能になる」と紹介しましたが、再発行の方法について解説します。実は私も、カードを作った直後にうっかりなくしてしまい再発行しました。この時もしカードの登録を忘れていたら、$80以上もチャージが残っていたのでメンタルが恐ろしくやられていたことでしょう…。そのため、なくしたけどカードの登録をしていなかったよという場合は潔くあきらめましょう……。

運よく登録が済んでいた場合は、まずはBeeカードの発行を行っている事務局に行きましょう。窓口の人に「カードをなくしたので再発行してほしい」と伝えると、再発行の手続きをしてくれます。その際に、住所や氏名といった情報を聞かれるので、しっかりと答えましょう。するとすぐに手続きは完了、$5の手数料を払ってすぐにカードを発行してもらえます。事前にアポイントなど取らなくてもすぐに対応してもらえます。

ネルソンでは、図書館でもBeeカードの発行をしている

ガソリン価格が高騰中の今、バスを上手に活用しよう

現在ウクライナ・ロシアの戦争の影響もあり、世界的にガソリン価格が高騰しています。日本では1リットル当たり200円程度になりそうだ、というニュースを聞きましたが、ニュージーランドのネルソンではだいたい300セント弱(日本円で280円くらい)とかなり高騰しています。そのため、車があると便利であるとはいえ、ガソリン代の出費がかなりかさみます。ですが、バスを使えばどんなに高くても往復15ドル程度でおつりがくるため、かなりお得です。そのため、できるだけ出費を抑えたいという方は市バスおよびBeeカードを活用してみてはいかがでしょうか?

【PR】Beeカードを作るための語学力が足りない場合は?

Beeカードを作るときには特に難しい英語は使わないですし、中学生でもわかるような英語力さえあれば十分対応はできます。それでも、特に初めての海外だとか、中学レベルの英語すらわからないよ!という場合もあるでしょう。私も最近の小学生ですらそれくらいのことはわかるわ、というレベルのことすら理解していないままニュージーランドに飛び込んできました。Beeカードを作るときもとにかく恐怖で、話たいことが伝わらなかったらどうしよう、相手の言っていることが聞き取れなかったらどうしようと本当に怖かったです。

せめて必要最低限の英語力は身に着けたい!ある程度の自信を持った状態でニュージーランドのワーホリや留学、あるいは旅行に行きたいという方にお勧めしたいのが「This is 英会話」です。

中学校~高校の教科書を片っ端からやり直して文法を覚えることも、英会話が上達する一つの道です。しかし、それだけでは本当の意味の「教科書通りの英語」になってしまいますし、「文法を覚えること」に固執して「会話をする」という視点が抜けがちです。「This is 英会話」なら、英語のネイティブスピーカーの音声がたくさん収録されているため、「ネイティブってこんな話し方をしているんだ」「こんな言い回しがあるんだ」という発見がたくさんあります。

英語の教科書だと、「Will」や「be going to」の使い方が細かく紹介されています。「Will」は「今瞬間的に決めたこと」、「be going to」は前もって決めていたことに使う、と紹介されていて、それを忠実に守るべきだと考えてしまいがちです。確かにそれも“正しい“ことではありますが、言葉というものは多少間違っていても伝わります。日本語でもそうですが、「会話の流れ・テンポ」もとても大切です。ですがその会話の流れを掴もうにも、ほとんどの日本人には生の英語を聞く機会はめったにありません。映画やテレビなどを活用する方法もありますが、その場合スラングがあまりにも多いため聞き取ったり要点を掴むことが結構難しかったりします。そのため、まずは映画などで覚えようとするのではなく、しっかりとした英語教材で学習することが大切です。

「This is 英会話」では、英語ネイティブの英語教師などがカリキュラムの作成に携わっていて、英語学習効果については京都大学の教授にも認められているほど。150人ものネイティブスピーカーの会話が収録されているため、「本物の英語」を何度でも繰り返して聴くことができます。そのため、会話の流れやテンポ、日常生活でよく使われるフレーズをしっかりと勉強することができます。

私もニュージーランドに来るまで、全く英語に触れる機会もなく、勉強すら高校を卒業して以降一度も勉強していませんでした。しかしニュージーランドに来てから、ネイティブの友人や街中で聞こえてくる会話を必死になって聞いたり、街中に掲載されている掲示板などを読んでわからない単語を調べたり……といった手法でなんとか少しずつ英語を習得しましたが、全く足りません。それに英語が全く話せない状態でニュージーランドに飛び込んだため、友達もなかなかできなかったり、英語が話せないことで相手をイラつかせてしまったりとトラブルが絶えませんでした。なので、これから英語圏へ長期間渡航される際は、この「This is 英会話」を使って事前に学習されることを強くお勧めします!

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