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炎の少女チャーリーネタバレあり感想|原作者やキャストについても紹介

炎の少女チャーリーのあらすじ 映画館公開作品おすすめ

2022年6月17日に公開した「炎の少女チャーリー」。本国アメリカでの評判がいまいちだったようで、観に行くか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。はらぺこ映画部が早速観に行ってきたので、感想を徹底的に紹介します。ちなみに私は、映画館で観たトレーラーがあまりにも面白そうでワクワクしたので、ムビチケまで買っちゃいました笑

炎の少女チャーリーあらすじ

アンディ(ザック・エフロン)とヴィッキー(シドニー・レモン)には、生まれながらに不思議な能力を持つチャーリー(ライアン・キーラ・アームストロング)という娘がいた。彼女が成長するにつれ、その能力は覚醒し始め、多感な10代を迎える頃には、感情の揺らぎに呼応するようにチャーリー自身もコントロールできないパワーへと変化していた。父親アンディはその能力を懸命に隠し続けようとしたが、政府の秘密組織”ザ・ショップ”はついにチャーリーの存在に気づき、軍事利用しようとスパイを差し向ける。逃亡する親子と追跡する工作員。かくして、チャーリーの特殊能力と秘密組織の壮絶なバトルが繰り広げられるのだった――。

ユニバーサル「炎の少女チャーリー」公式サイトより

スティーブンキングの小説が原作

「スタンドバイミー」「IT」「シャイニング」などの名作を生み出してきたスティーブンキングの小説が原作。「ファイヤスターター」という作品です。ちなみに1980年代にも映像化されており、今回はある意味「リメイク」です。
配給はユニバーサル、制作は「ブラムハウス」というホラームービーメーカーなのですが、正直ほとんどホラー的な要素はないし、もっと言えば年齢のレーティングもないため、誰でも楽しめます。ただ、ほんの少しだけ、音でびっくりするようなシーンや、ハラハラドキドキで心臓が痛くなる(笑)シーンもあるので、本当に苦手な方は避けた方が吉です。

注意!罪なき猫ちゃんが死にます!

批判覚悟でこれだけはネタバレさせてください。あらすじにもある通り、チャーリーはまだ力を制御するだけのスキルがないため、感情の揺らぎがあるだけで力が発動してしまいます。チャーリーの能力が暴走して、猫ちゃんがむごい亡くなり方をするシーンがあります!事故だし、仕方がないとはいえちょっと胸糞悪いシーンでもあるので、鑑賞される際は十分ご注意ください。

炎の少女チャーリーネタバレあり感想!

こちらより先は、炎の少女チャーリーのネタバレを含む感想になるため、未鑑賞の方・ネタバレ絶対NGの方はブラウザバックをお願いします!

それでは、ネタバレありの感想になります。

ちょっとダーク目なX-MENみたいな感じ。

政府の秘密組織、「ザ・ショップ」の研究によって作り出された、人に特殊能力を芽生えさせる薬。それを注入されたチャーリーの両親、アンディとヴィッキー。アンディはマインドコントロールの力を、ヴィッキーは触れずにモノを動かせる能力を得ました。

アンディとヴィッキーは子供をもうけることになるのですが、その子供、チャーリーは生まれながらにして炎を操る能力を持っていたようで、赤ちゃんの頃からおもちゃなどを燃やしていました。これはいけないと思ったアンディは、自らの力を使ってチャーリーの力を抑え込んでいました。

そして成長して、12歳前後になろうかという年齢になったチャーリーは徐々に力を抑えられなくなります。そして最終的に、チャーリーは学校で能力を文字通り「爆発」させて、トイレを吹き飛ばしてしまいます。これにより、アンディとヴィッキーを”ミュータント化”させた組織にチャーリーの存在がバレ、逃亡することに……。

挙句の果てに、敵は相手の心を読む能力があるという厄介な展開。しかも殺しもいとわない。激しい能力者バトルが繰り広げられ、ヴィッキーは命を落としてしまいます……。さらに、逃げている途中で父親も組織にとらわれるのですが、何とかチャーリーだけは逃亡に成功。家族をバラバラに引き裂かれたチャーリーは、組織に復讐を誓います。

能力者バトルな感じがX-MENっぽいです。ただ、X-MENと違って「差別」「偏見」といったものが浮き彫りになるようなストーリー展開ではなく、明確なヒーローがいるというわけでもありません。どちらかというと復讐譚というか、ヴェノムなどのダークヒーローっぽい感じのストーリーになっています。

お父ちゃんが……お父ちゃんが……

組織に連れ去られた父親を追って、チャーリーは組織の本拠地に向かいます。父親との約束で「人を傷つけない、殺さない」を守ろうとしたのですが、まあやっぱり、組織側もかなりの強敵。殺さないで云々というのは難しい話になるわけです。結局、組織の人々をほぼ皆殺しにしちゃうんですよ、チャーリーが…。

しかも、しかもなんですが、チャーリーはお父さんも殺しちゃんですよ……。組織の人間がお父ちゃんを人質にして、チャーニーに組織側に寝返れと迫るんですよね。でもお父ちゃんはそんなもん絶対許せない。そこでお父ちゃんは最後の力を振り絞ってチャーリーをマインドコントロール、組織の人間事自分もチャーリーに殺させるという……。もう思い出しただけで泣ける。スティーブンキングは鬼だ。

オチはなんとなくレオンっぽい気がする?

強力な力で組織の人間を殺していくチャーリー。すると、しかし!防火服を着こんだ一団がチャーリーをかこむ!力を使って強力な炎を巻き起こすも、その一段には全く効果がない!窮地に立たされるチャーリー!どうするチャーリー!!と、ハラハラしていたら、大きな銃声と共に一団がどんどん死んでいくではないか!!

実は、チャーリーのお母さんを殺した男が、チャーリーを守ったんですよ!!!!

チャーリーの姿をみて、そして組織の在り方をみて、何か思うところもあったのでしょう……。この展開は王道でありつつ、でもやっぱり意外感もあって大好き、胸アツなんですよね……。そして、この男がチャーリーを担いで、どこかへ消えていく……。というカットで終わるんですが……

アウトローの男性が、ワケアリ少女と共に生きる決意をする、ってなんとなくレオンっぽい気がします。レオンが好きな人は、このオチめっちゃ好きになれると思います。

結論。炎の少女チャーリーは絶対観た方がいい

最初はどことなくX-MENっぽいな?と思わせつつ、ダークヒーローっぽい匂いも感じる本作。ブラムハウスっぽく、母らドキドキするようなシーンがあるのに、過度に怖がらせないような演出も個人的には最高でした。

そしてどうでもいい話ではありますが、本作でお父ちゃんのアンディを演じたザックエフロン、近々結婚するらしいです。マジでそのうちお父ちゃんになるかもなのか……と思ったらなんかちょっと感慨深いです。

っていうかあれですよ!ハイスクールミュージカルのフレッシュ男子が今やもうお父ちゃん役ですわ!!!時代の流れって怖いな、とかどうでもいいことも思いつつ。

話がかなり脱線しましたが、かなりおすすめの作品であることは間違いなし、っていうか制作がブラムハウスの時点で面白くないわけがないので絶対観て!!!

円盤の発売情報などがあればいの一番にご紹介しまっせ!!!!!

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