ホーム » 配信おすすめ » アマゾンプライム「力の指輪」公開!有色人種のエルフやハーフットも登場!
a

アマゾンプライム「力の指輪」公開!有色人種のエルフやハーフットも登場!

力の指輪がアマプラで公開 配信おすすめ

2022年9月。はらぺこ映画部でも注目していた、AMAZON prime videoの「力の指輪」が公開されました!
制作決定から5年ほど経ってのようやくの公開。コロナ禍もあり製作は難航したことでしょう。かなり待たされ本当にやきもきしましたが、こうして公開されたことにひたすら感謝!
公開日当日に、現在配信分の2話まで視聴したため、率直に感じたことを紹介できればと思います!

「力の指輪」はフロドたちが生まれるずっと前の中つ国の物語。

物語は、ロードオブザリングにも登場していた「ガラドリエル」の視点で始まります。
サウロンに兄を殺されたガラドリエル。復讐を誓うも、サウロンの足跡が数年、数十年、数百年……と辿れずにいました。しまいにはサウロンの配下であるオークたちの姿もみられなくなり、「もはやサウロンは滅びたのでは?」と言われる始末。結局、上級エルフたちはサウロンは滅びたものと判断し、エルフたち全員を故郷である西方の国に旅立つことを決定します。

そんな中、中つ国では奇妙なことが続々と起こります。
人間が暮らす街では、牛の体調が悪化し、まともにミルクもとれなくなりました。しまいには、乳から真っ黒な液体が出てくるようになりました。他にも、何年も姿が見られなかったオークが出現したり、街一つが炎に包まれ壊滅するなど、悲惨なことが多く起こるようになりました。

ホビットの祖先、「ハーフット」の暮らす森では、突然大きな火球が落ち、その中心には言葉を発することのできない奇妙な老人が横たわっていました。

中つ国に何かよくないことが起っていることは明白。
今後どのようなストーリーが展開されるのか?期待が高まります。

多様な人種があふれる楽しい作品に進化

ピータージャクソン版のロードオブザリングでは、メインキャストは全員白人でした。有色人種も一応存在していましたが、南方の蛮族、サウロンの手下の人間という立ち位置と、ちょっと微妙な気持ちにさせられました。

ですが本作では、(農民出身の下級エルフとはいえ)黒人のエルフも登場しますし、ハーフットの長も黒人と、白人以外のキャストもちらほら見受けられました。日本だけではなく、海外からも批判の声は一部出ていますが、2020年代ですもの、そうしたアップデートはあってもいいんじゃないかなと思う派です。笑

音大に通っていた友人に聞いた話です。
モーツァルトやプッチーニといった、偉大な音楽家によって書かれたクラシック音楽。これは楽譜通りに演奏することが必ずしも正義じゃなかったりするんだそうです。指揮者や楽団が、「この楽譜をよりよく演奏するにはどうしたらいいか」を話し合って、「あえてデクレッシェンドをクレッシェンドにする」「演奏スピードを速める」など様々な改変を加えるんだそう。そのため、同じ楽曲でも指揮者や楽団によって全く異なる音楽が楽しめる……。

文学も同様ではないでしょうか?
「シルマリル」という「力の指輪」のもととなる作品があって、監督や脚本家などが新解釈をおこなう。ただ昔の作品の焼き増しって、それはそれでいいかもしれないのですが、表現の幅が一気に狭まってしまう。だから、多少は新解釈を加えてもいいのではないか、と個人的には思います。
異論は受け付けます。笑

ロードオブザリングのキャラクターのルーツがわかる?

ハーフットは慎重で保守的、冒険を好まない種族であるといわれています。
ですが、エラノール、通称ノーリは好奇心旺盛で、村の外にもでかけていってしまうほど。恐れく、このノーリこそがフロドやビルボの祖先なのでしょう。いつもノーリと行動を共にしているポピーは、サムの祖先といったところでしょうか。

またガラドリエルが西方の国へ行くことを拒否し、海に飛び込んだ時に助けた男性は「ヌメノールの一族」と名乗っていたため、おそらくアラゴルンの祖先。そして空から落ちてきた老人はおそらくガンダルフ。

ロードオブザリングでおなじみのキャラクターたちの過去やルーツがわかるようなストーリーになることが予想されるので、今からワクワクが止まらないですね!

「力の指輪」は順次配信。今からでも予習は間に合う!

力の指輪が公開されたとはいえ、まだ2話分しか公開されていません。
ロードオブザリングも、ホビットもまだ予習していないよ!という人でも、今からでもまだ間に合います。
以下の記事に、観るべきポイントなどをまとめているので今すぐチェックしてみてくださいね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました